2012年04月13日

イギリス軍の階級 下士官編

こんにちは

さて、今日は、イギリス軍の階級について、下士官編とまいります

本当に、複雑怪奇なイギリス軍
こんな、奇怪な軍隊に興味を持ってくれた方の参考の一つにでもなってくれれば、ありがたいです。

軍隊の世界では
兵、下士官、将校と3つの世界があるとざっくり思っていただいて

軍隊という職業を選ぶに当たって、最初に兵となるか、将校となるかを選びます
将校の世界で生きていくには、士官学校に入校するため、受験があります
学歴も必要だと思います・・

一方、兵となるには、入隊テストはあると思いますが、基礎訓練の後、即現場に配置され
キャリアを磨くこととなります

将校は、将校の世界があり、士官学校卒業後、小隊長として、20人以上の命運を預かる立場になります
20代前半の若者が、中間管理職です、一方部下は現場経験が豊富な活きのいい若者
軍隊の生き字引とまで言われる、ベテラン人員

とまぁ、いきなり、学校出たての、頭でっかちのお兄さんを、上司として言うことを聞く。。。
なんて、ことはめったになく、部隊には部隊のしきたりや、伝統があり
なかなか、うまく、部隊運用が出来ません

そこで、登場するのが、下士官な訳です

兵として、長年のキャリアをつんだ上で
部下の掌握、管理の教育を受けた
現場のたたき上げ、頼りになる親方、それが、下士官です

下士官の役目は、新人将校の少尉と、部下たち兵を結びつける立場
将校には、助言を与え、兵には厳しく指導を行う役目を担ってます。

さて、ちょっと調べても判らなかったことですが

終身雇用が、一般的な雇用形態の日本では
将校及び下士官は、終身雇用制度で、定年まで問題がなければ雇用してもらえます
一方、兵は、終身雇用ではなく、契約社員扱いで、2年~3年の契約期間で仕事をします
契約延長も出来ますが、限度があり
限度を超えて、雇用はしてもらえず、任期満了で、退職となります
兵が、定年まで、軍隊に雇用してもらうには、下士官になる必要があり、試験に合格しなければなりません

判らないのは、終身雇用が一般的でないイギリス軍。。

兵に、仕事を続けられる限界の年齢があるのか。。
また、軍隊にずっといるには、将校か下士官にならなければならないのか??
入隊の要綱では、兵で入隊して准士官(准尉)を目指すとなっていますが・・・

ちょっと、判りませんでした。

多分、年齢限度はあると思います・・・

前振りが長くなりました。

今日は、下士官編として軍曹を掘り下げたいと思います。



Sergeant の階級章 和訳:軍曹 
イギリス軍では、こんな階級章です

軍隊に入隊して、12年ほど経つと軍曹に昇進するチャンスがやってきます

イギリス軍の兵士教育プログラム
(CLMプログラム Command Leadership & Management Programmeといいます)
に、沿って順調に教育され、学校を無事卒業できれば、、軍曹としてスタートです

前に少し書きましたが
兵長と和訳した、CPL までと決定的に違うのは
軍曹の昇進に必要な教育を、CPLまでは、部隊と民間の支援センターの協力によって教育されます
軍曹の教育は、陸軍教育センターにて行います
(民間の??というのがどこまで民間なのか怪しいですが・・)

陸軍教育センターを卒業したら、35人程度の小隊の補佐として兵をまとめ
また、下級将校の少尉の実地教育もする
軍隊の神様とか、鬼軍曹として、軍隊生活を過ごします

ざっと、軍曹について概略を書きました。。

さてさて、ここからが、ややこしいいいいい
各部隊の呼称です


まずは、近衛歩兵師団

同じ、sergiant です。。



ん??
前、紹介したLance-Sergeant にそっくりなのですが。。
色が違います。
Lance-Sergeant は、白でしたが、sergeantは、金です
カラーだからわかるのですが、、、ランクスライドではどうなるのか
調べ切れませんでした。。

続いて。。

近衛騎兵連隊・・

騎兵連隊では、 sergeant は存在しません

sergeant の語源が、Serjeant (召使い)らしくて・・
気位の高い近衛騎兵様には、使えるかぁということで
sergiant という階級は使わないです。

その代わりに
Corporal of Horse という、階級名称で、馬の伍長。。。とでも言いましょうか
sergiantの代わりに、Corporal を使います



ん??

前に紹介した、Lance Corporal of Horse  にそっくりです

何が違うかといえば。。。

王冠の部分が、金属に変わりました。

まぁ、しかし。。。

気位が高いというか、細かい違いにこだわるというか。。


今日は、軍隊の中核 軍曹について、語りました

若干、自分なりに、調査不足の気がしてます
さらに、追跡調査いたします。。








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おひさしぶりです。
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この記事へのコメント
こんにちは。転勤して新しい職場でヒィヒィ言っていたら、blogの更新どころでなくなってきています。とはいえ、ここにはよくお伺いして勉強させてもらっています。

それにしても、英軍は奥が深いというか・・・・否私にとってはCHAOSです。

それ故、楽しいのですが。
Posted by Kafu' at 2012年04月22日 10:48
kafu'さん、こんにちは

転勤ご苦労様です、ヒィヒィ言わされているでしたら
大変ですねぇ、私は転勤もしてないのに
ヒィヒィ言わされています

私も、kafu'さんのページで、勉強してます。
最新鋭はどうも、よくわかっていないので、お恥ずかしいです

いい加減、OSPREYは、抑えようとするのですが・・・

階級社会の、英国
CHOS過ぎます、お互い、面白い軍隊に興味を持つもの同士
私も、教えてください、宜しくお願いします。m(_ _)m
Posted by SS-9 at 2012年04月26日 18:20
こちこそ、今後とも何卒宜しくお願いします<(__)>
Posted by Kafu' at 2012年04月27日 00:08
「素晴らしき戦争」に出てくるイギリス陸軍の将校はみんな短い杖もってますよね。ただ権威を表すだけで、用途はあまりないんでしょうかね。
Posted by おもち at 2016年05月30日 14:20
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